子連れ再婚に新婚生活はない!の巻。
私が結婚して、一緒に暮らすようになって初日。
ここから私の連れ子人生のはじまりです。
門をくぐったばかりでしょうか…
結婚した一番の理由は、出来ちゃった結婚でした。
ただ、子どもがいてもこの人だとも、そのときは思っていました。
子どもをひきとって育てている良きお父さん。尊敬出きる、と思っていました。
が、それは勘違いでした…
実際は、お婆ちゃんが家事育児していたと、おもいます。想像にすぎませんが。。
一緒に暮らしはじめた初日。
実家で暮らしていた私、料理もほとんど出来ない私が、子どもが好きそうなハンバーグ。
献立を考えることも、どのくらいの量を食べるのかも分からない。
お婆ちゃん子だったせいか、野菜は嫌い。
新婚生活という甘いものはなく、どうしたら、好き嫌なく食べてもらえる?というのがひとつ。
普通、夫婦でも育ってきた環境がちがって、食の嗜好は違うはず。それに付け加え、連れ子の食も分かりません…。
さー、次はお風呂。
3才って、自分で洗えるの?着替えられるの?お風呂で何して遊ぶの?
ほんと未知の世界。
食にしてもお風呂にしても、旦那がこうだよとあまり教えてくれなかったし、すべてを聞くのも連れ子のいる前でおかしいし、平然を装い、やっていました。
結局、旦那は私に任せていたんですよね。
慣れさせるために手を出さなかったか、お婆ちゃんがやってたからか…。
でも、寝かせつけが一番大変でした。
そりゃ、子どもは引っ越しして家がかわり、いきなり私と寝る。
そりゃ、ばあばがいいーと泣かれますよね。
大丈夫だよーと、トントンと背中をさすることしか出来ませんが、それがそこではないらしい…
トントンの位置が違う…
そりゃ、分かりません…
それから、今まで一人で寝ていた私が小さい子と、べったりくっつき寝る。
これは正直、一番無理でした。
隣で寝るのはいいけど、抱きしめることや、体を触るコミュニケーション。これは、やはり、赤チャンのころからやっているからこそ、とれる行為なんだと思います。
やるのはやってみるけど、どうやるんだろう、の違和感。
心からとか、自然に出来るものではありません。
毎日泣かれる中で…。
という、きつい新婚生活。
私がみんなの洗い物を してると、パパと娘は仲良さそうに遊んでる。
写真 を取れば二人でくっついてる。
ほんと、新婚生活とはほど遠く、とても悲しかったし、切なかったとも、感じれないほど、生活していくのが大変でした。
悩んでる余裕もなく、一人でただこなしていくだけの日々でした…。
勝手に涙が出ることもあるんだとこのとき始めて知りました。
ほんと必死でした。
自分も妊婦だし。
今思えば、弱音も吐けなかった。
10年以上過ぎても思い起こせる位です。
子連れ再婚、これからするみなさん。
したばかりの、人達。
本当に繊細な問題であり、誰かを、何かを責めたりすることはしない、正解はなく、模索しながらでもやっていく。
なにもなくても、いつでも気にかけて欲しい、欲しかったとおもいます。
なにもないことは、多分ないか。
ほんとに些細なことでも悩めるんです…(>_<)
理解してくれる人がいたら、うまくいくこともたくさんあるんじゃないかな?
読んで下さった方、ありがとうございます(*^^*)